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タイカプ2018 生物多様性わくわく講座

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2018年11月23日

2018年11月11日、秋晴れの中タイムカプセルプロジェクト2018が行われ、午前11時より東山動植物園にあります動物会館レクチャールームにて飼育員さんによる「生物多様性わくわく講座」が行われました。

会場には50名近くの方が公聴のためにお越しくださいました。

生物多様性わくわく講座

2016年にIUCNのレッドリストにより新たに絶滅危惧種となったコアラについて、東山動植物園 教育普及主幹 今西 鉄也氏よりお話がありました。

今西さんは、教育普及主幹として、動物園での環境教育をはじめ、動物園で必要とされている研究の推進・調整をおこなっています。日本におけるコアラの繁殖の管理は、東山動物園が担当しており、その種別調整者として活躍中です。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

「コアラはユーカリを主食とし、夜間動き、昼間は寝ているため皆さんいらしても寝ているコアラしか見られず残念に思われます。

ですが午後1時に餌交換をするため、この時間ならば比較的動いているコアラが見られますよ。
また100年後も対象動物を見られるようにするため、日本動物園水族館協会より依頼され、コアラ種別計画の仕事をしています。
そのなかで更新している血統管理簿では、日本に8館で44頭がいます。
しかし2016年にIUCNのレッドリストでコアラは、絶滅危惧種に指定されました。

また日本にコアラのガンが侵入しました。

それにより日本で数を減らし、ますますオーストラリアからコアラが新たに来にくくなりました。
そこで、うまく国内のコアラが交配できるよう オスメスの配置をしています。」

次に女性飼育員の山部桂子氏が登場し、具体的な管理について教えてくれました。

山部さんは、東山動物園の中堅の飼育員で、東山に来る前には水族館でも働いた経験があり、これまでホッキョクグマなどさまざまな動物を担当してきており、現在はコアラの飼育員をしています。
体重管理の際は、コアラがリラックスできるよう、木の形をした体重計が使われることや、毎日うんちを見たり、
「実はユーカリは600種類以上ありますが、コアラ食べているのはその中でたったの40種類くらい」とコアラが偏食であることなど教えてくれました。

皆さんかわいいコアラについて、新たな一面を見つけられた満足いっぱいのわくわく講座でした。
ありがとうございました。

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