2023年のWBC日本代表選手として活躍し、日本野球ファンを虜にしたラーズ・ヌートバー選手。
そんなヌートバー選手の年俸や成績、経歴が気になりますよね。
そこで今回は、ヌートバー選手の年俸は日本円でいくらなのか、年俸推移や成績、経歴について調査しました!
ヌートバーの年俸は日本円でいくら?

2023年WBCで初の日系人として日本代表に選抜されて大活躍のラーズ・ヌートバー選手。
日本中から注目を集めていますが、ヌートバー選手の2023年3月時点の年俸は、
日本円で 約1億2000万円!
ヌートバー選手は2018年に8巡目でカージナルスからドラフト指名されプロ入りしました。
その後、2021年にメジャー契約へと昇格し、2年契約で70万5200ドルの契約をしています。
契約金がいくらかははっきりと明示されていませんでしたが、2023年3月時点では1ドルあたり約134円なので、契約金と合わせるとヌートバー選手の年俸は日本円で約1億2000万円となるようです。

「契約金」っていうのは、入団した時や複数年契約をしたときにもらえるお金のことだよ!

メジャーリーグの2022年シーズンの平均年俸は日本円で約5億5600万円のため、比較するとヌートバー選手の「1億2000万円」という年俸は低めの水準です。
メジャーでプレーしたのはまだ2シーズンとあって、今年の年俸は2年契約で70万5200ドル(およそ9140万円)、契約金と合わせて90万ドル(およそ1億2000万円)とメジャーリーガーとしては最低ランクのレベル。
日刊サイゾーより
また、メジャーリーグには最低年俸保証制度というものがあり、その金額は日本円で8200万円。
ヌートバー選手の現在の年俸は、最低年俸とほぼ変わらない水準とも言えるようです。
ただ、それはヌートバー選手のプレーがメジャーではまだ2年しかないからなんですね!
ヌートバーの年俸推移は?

ヌートバー選、どのような年俸推移を辿ってきたのでしょうか?
年俸推移まとめ
その年俸推移を以下にまとめました↓
2018年 15万ドル ※セントルイス・カージナルスから8巡目で指名
2021年 57万500ドル ※6月にメジャーデビューを果たし、最低年俸で契約
2022年 70万5200ドル
2023年 90万ドル(約1億2000万円) ※2年契約+契約金
ヌートバー選手の年俸は、現在もメジャーリーグの最低年俸の水準に近いので、メジャーリーグの中では低いようです。

十分大きな金額の年俸なのに、比較対象の金額が大きすぎて感覚がおかしくなりそう
今後、年俸が上がる?!
ただ、ヌートバー選手の年俸は、今後グッと高くなる可能性がありそうです!
というのも、ヌートバー選手は2023年WBCで大きな注目を集めたので、
- 日本企業からのCMオファー
- 日本メーカーからのスポンサード
- 日本の野球チームからのオファー
などが新たに期待できるからです!
報道では、
おそらく、日本の企業からのCMオファーが殺到するだろう。スポーツ関係のクライアントがメインになりそうだが、日本の野球用品のメーカーもスポンサードに続々と手を上げることになると思われる。そうなれば副業であるCMのほうが本業の年俸を大きく上回ることになるのでは
日刊サイゾーより
という意見や
契約切れを待ってほかのメジャーにチームから巨額のオファーが来るだろう。仮に成績がパッとせずにメジャーの球団から声がかからない場合でも、日本の球団は『チャンス!』とばかりに争奪戦を繰り広げそうだ
日刊サイゾーより
という声がありました。
WBCでの活躍がヌートバー選手の野球人生においてとても大きなものになりそうですね!
ヌートバーの成績は?

ヌートバー選手はメジャーリーグでどんな成績を残しているのでしょうか?
項目 | 成績 | チーム平均 |
---|---|---|
打率 | 0.228 | 0.252 |
打点 | 40 | --- |
得点 | 53 | --- |
出塁率 | 0.340 | 0.252 |
長打率 | 0.448 | 0.420 |
打撃貢献度を示すOPS | 0.788 | --- |
ヌートバー選手が所属しているセントルイス・カージナルスの平均は、
- 打率が.252
- 出塁率が.252
- 長打率が.420
となっているため、ヌートバー選手は飛びぬけて高い成績は残していませんが、チーム平均をやや上回る成績を残しています。
ヌートバー選手はメジャーリーグに所属してからまだ2年しか経っていないことを考えると、すでに平均値を超えているためこれからの活躍に期待が高まりますね!
ヌートバーの経歴まとめ!
ここからはヌートバー選手の経歴をまとめていきます。
高校時代

ヌートバー選手は
地元の野球の名門校・エルセグンド高校出身。
当時は野球だけでなくアメフトもプレーしていたようです!
元々、高校2年の時に、野球推薦で名門・南カリフォルニア大学(USC)に行くことが内定していた。だが、ヌートバーは高校3、4年時にアメフトのQB(クォーターバック)としても大活躍。
Number Webより
どちらのスポーツでもスター級の選手だったようで、野球では3回、アメフトでは2回MVPを獲得するほどの実力でした。

進学先の南カリフォルニア大学からは、野球とアメフトの両方の監督から推薦が来てたらしい!すごすぎる!
二刀流でMVPを複数回獲得した上に、両方の競技で推薦をもらったヌートバー選手は、運動神経がズバ抜けていてとても優れた選手だったことが伺えますね!
大学時代

最終的に、ヌートバー選手は
野球の推薦で南カリフォルニア大学に進学しました。
ヌートバー選手は、
- 怪我のリスクが心配なアメフトよりも野球の方が長続きすること
- 自分が野球一家で育ったこと
から野球を選択したようです。
最終的に野球を選んだのは、私が野球一家で育ったからだと思う。自分の人生は野球に捧げられているのかな、って。野球の方がアメフトよりも長くやっていたし、何かがいつも自分に語りかけていたんだよ。『あなたには野球が合っている』と
Number Webより
ヌートバー選手が大学に在籍中の2018年にプロ入りしたため、大学を卒業したかどうかは定かではありませんでした。
プロ入り後

プロ入り後の2018年~2019年は、ヌートバー選手はマイナーリーグでプレー。
続く2020年は、新型コロナウイルスの影響で試合がなかったため、野球から離れて機械工として働いていました。

野球から離れた期間にハングリー精神が培われたみたい。野球で不平不満を言わないって誓ったんだって!
そして、翌年2021年6月にメジャーリーグ入りを果たし、現在では準主力として活躍しています。
明るくムードメーカーな性格から球団ファンからは非常に人気なようで、ヌートバー選手が打席に立つと「ヌーーート」と呼ばれています。
明るい好青年というキャラクターも相まって、セントルイスの熱狂的なファンの心も掴んでいる。打席に入る際や好プレー時に「ヌーーーート」と呼ばれる。
Yahoo!NEWSより

2023年3月にはWBCで侍ジャパンの一員として、中国戦では5度の出塁、韓国戦では重要な場面でタイムリーを放ち、日本チームの空気を一気に変える大活躍!
ヌートバー選手は選球眼がいいようで、四球率はメジャーリーグ内でも上位2%に入るほどだそうです。
昨季は51個の四球を選び、四球率はメジャー全体の上位2%に入りました。その並外れた選球眼と出塁率を見込まれ、3、4番を除く全打順で起用されています。
Yahoo!NEWSより
WBCでの活躍や、ムードメーカとしての存在感からすでに日本でも多くのファンが魅了されていますよね!
ヌートバー選手のこれからの活動も応援しています!
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